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WoLNamesBlackedOut開発日記 次回のアップデート予告


WoLNamesBlackedOut、久しぶりにアップデートする予定です!

先日、OPENCVのビルドをしていました。
OPENCV-CUDAの適用は、とりあえず今後の楽しみにとっておいて、一旦現状でリリースしようと考えています。

具体的なアップデートの内容は次のようなものになります。

  • TensorRTの代わりにTensorRT-RTXを採用します。
    これにより、検出エンジンのコンパイル時間が6分から数秒に大幅に削減でき、誰もがすぐにGeForceのパワーを活用できるようになります。
    また、モデルやTensorRT-RTXの更新時にも実行時にすぐにコンパイルされ、すぐに利用できるようになります。
  • TensorRT-RTXの採用により、ダウンロードするファイルサイズが現状3.7GBから、700MB程度に大幅に削減されます。
  • OPENCVを必要な機能に絞ってビルドしたことでファイルサイズの削減とパフォーマンスの向上を実現しています。
  • 楽天アフィリエイトの広告は、あまりに誰も押してくれないので、一旦広告を無くします。
    もしかすると、また急に広告が復活するかもしれませんし、復活しないかもしれません(まだ何も決めてません)
  • 名前検出のモデルを更新を予定しています。より良くなっていたら、いいな。

OPENCV-CUDAの適用を様子見したのは、適用せずともFPSが思っていたより向上したのと、TensorRT-RTXによるファイルサイズの削減の効果がなくなってしまうこと、また画像処理自体そこまで複雑なことをしている訳ではないので適用したからといっても必ずしもFPSが向上するとは限らないことなどからです。

画面キャプチャーと仮想カメラ出力を実装できた時、やっぱりFPSがもうちょっと欲しいよね、となった場合、OPENCV-CUDAの導入を考えようと思ってます。

アップデートのリリースは、10月中旬以降を考えています。
新しいgeforceポチって、待っててね!